企画展「竹田塗~千戸賑わい~」(終了しました)
竹田塗とは
竹田塗は竹田城主として当地に赴任した赤松広秀が、城下の殖産興業のために始めたとされ、養蚕業と並んで近世以降竹田塗は隆盛を極めました。
寛永年間(1624-1645年)には職人数が150戸にも達したと記されており、生野から豊岡への街道沿いの宿場町であった竹田に立ち寄った旅人が竹田の漆器を買い求めました。
竹田町法樹寺の僧で俳人の仏舟(号・魚潜1735-1807)は、「家々は 漆の仕入れや 竹田椀」と『千戸賑』と題し、竹田八景のうちの1首として、漆産業で賑わった町の様子を詠んでいます。
現在は竹田塗は途絶えてしまい、職人は残っていませんが、竹田塗で培われた技術は家具のまち竹田に引き継がれています。竹田のルーツである竹田塗の展示を通して江戸時代後期から近代にかけての竹田町の賑わいを感じ取ってください。
イベント情報
開催日時 | 2021.04.24(土)~2021.06.13(日) 9時~17時(入館は16時30分まで) |
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開催場所 | 朝来市埋蔵文化財センター「古代あさご館」特別展示室 |
お問合わせ |
朝来市埋蔵文化財センター「古代あさご館」 [住所]朝来市山東町大月91-2 [TEL]079-670-7330 |
休館日 |
月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日(土日を除く) |
料金 |
無料 |
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