小さなフォトグラファー展2021(終了しました)
「小さなフォトグラファー展」
小学生、中学生、高校生を対象に写真作品を募集していました「小さなフォトグラファー展」の入賞・入選作品が決定しました。
全国から応募いただいた410点の中から選ばれた入賞・入選作品59点があさご芸術の森美術館にて展示されます。
写真コンテスト審査員:藤原次郎(写真家・映像作家)
大賞作品
[白く輝く]
福田賢志(ふくだけんし)さん 東京都 年齢12歳(小学6年生)
《福田賢志さんのコメント》
僕は野鳥のかわいさや面白さを撮るのが好きで、たくさん写真を撮っています。中でも今回出品した作品は、光の具合や鳥の表情など上手く撮れて、自分で気にっている作品なので、今回賞をいただけてうれしかったです。これからは、自己満足だけでなく人が感動できる写真をたくさん撮れるように努力していきたいと思います。
《講評》
単なる動物写真ではなく鷺の傍らに浮く小さな「羽」が効いていると感じました。是非はともかく写真は圧倒的被写体、超絶技術で人を唸らせるものありますが、この「羽」があることに静けさの中で鷺の心境がなにか僕に響くものを感じました。まるで日本画ですね。
準大賞
[アリとアブラムシ]
佐々木結衣(ささきゆい)さん 東京都 年齢8歳(小学2年生)
《講評》
一見美しい花に見える。しかしよく見ると蟻がさらに小さい虫に何かをしている。多分食べはしないものの蜜か何かを搾取しているのかと。ここで見る人は驚くわけですね。実際に審査中、そのことを女性スタッフさんに言うと「キャッ」と悲鳴。自然には食物連鎖など毎日熾烈な生存競争があるということに気がつくわけですね。まさに現在のこの状況、いかに「命」を守ることが大切かをも再確認させてくれたと僕は思いました。
[田園故郷]
河井佑太(かわいゆうた)さん 新潟県 年齢16歳(高校1年生)
《講評》
ひたすら伸びる一直線の道路を正面から正攻法で撮っているのが僕は印象に残りました。それのみならず道路標識「通学路」が、えっ毎日こんなに遠くの方まで通ってるんだ、雨の日、風の日も。そういうドラマ・ストーリーまで感じ取れる「情景」だと僕は思いました。
イベント情報
開催日時 | 2021.03.27(土)~2021.05.05(水) |
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開催場所 | あさご芸術の森美術館 |
お問合わせ |
あさご芸術の森美術館 〒679-3423 兵庫県朝来市多々良木739-3 TEL:079-670-4111 FAX:079-670-4113 |
会場 |
あさご芸術の森美術館1階展示室 |
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