イベント詳細

あさごの小さなフォトグラファー展2023(終了しました)

「あさごの小さなフォトグラファー展」

小学生、中学生、高校生を対象に写真作品を募集していました「小さなフォトグラファー展」の入賞・入選作品が決定しました。

全国から応募いただいた108点の中から選ばれた入賞・入選作品40点があさご芸術の森美術館にて展示されています。

ぜひご覧ください。

 

[講評]

募集テーマが「不問(テーマは自由に決めてください)」とされていたことから、本審査では、「写真」で芸術を表現する機会として、素敵な事柄が重なる瞬間をより印象的で美しいか、物語性があるかどうか、そして確実に写し止めることができているかという観点から総合的に評価をしました。

多数の作品が寄せられ、それら作品の面白さと質の高さにおどろかされました。どの作品も独自の魅力を持っており、選考が非常に難しかったというのが、正直なところです。

このような小中高生を対象とした写真コンテストを開催して、多くの方々に参加、応募いただくことで、多くの小中高生に写真表現の楽しさを感じてもらうことができたかと思います。また、それらの作品が並んで展示されるとき、また一段とそれぞれの作品が魅力的に見えてくる感覚も写真表現の面白さとして感じていただけるとさいわいです。

審 査 員  井上浩輝(写真家)

(※講評の一部を抜粋)

大賞 「魅せられて」

 

虹を見つけて写真を撮ろうとする友達の後ろ姿をレースのカーテン越しに薄暗い部屋の中から写しているもので、瞬間の貴重さや物語の素敵さはもちろん、絶妙にシャドウ部分に明るさが残っていて、画としての美しさも感じられる作品でした。

 

 

 

準大賞 「おとぼけ トリオ」

 

なんといっても画の楽しさが光っています。被写体となった三人と撮り手の日々の素敵な関係があるからこそ、この瞬間を撮り残すことができたのだと思います。撮影して応募いただいた方はもちろん、トリオのみなさんも受賞者と言える素敵な作品です。

 

 

 

あさご芸術の森美術館賞 「春の終わり」

 

デジタルの写真の中にアナログな方法なプリントが見えていて、過去と現在の時を超えた美しいアイディアを見ることができました。新しい表現が生まれる可能性を感じる作品です。

 

 

 

 

 

審査員特別賞 「白線の内側でお待ち下さい」

 

まるでユリカモメたちが列車を待っているような瞬間が見事に捉えられています。それだけでなく、この作品には、ユリカモメたちが生きているはずの自然環境と私たちが作った都市環境が交錯する点が写っているといえ、野生動物と私たちが共存をすることについてを考えるきっかけももたらしてくれるものです。

イベント情報

開催日時 2023.03.11(土)~2023.05.07(日)
開催場所
お問合わせ
料金

[一般] 500円
[大・高校生] 300円
[中・小学生] 200円
(20人以上の団体は50円引き ココロンカード利用可)

会場

あさご芸術の森美術館1階展示室 (水曜は休日)

入賞・入選者一覧

入賞・入選者はコチラ

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