あさご芸術の森美術館で「児童文学作家森はなの世界～やさしさおしえてくれたひと～」を開催

今年は 森はなさん（朝来市出身の児童文学作家）の没後３５年を迎える年です。

「森はな」による執筆原稿や愛用の品々や「森はな文学」の多くの挿絵を描かれた「梶山俊夫」の貴重な原画を展示します。

今もなお、語り継がれる「森はな文学」の根底に流れるのは、「いとおしむ心」です。人をいとおしむ、自然をいとおしむ、社会を、そして、ふるさとをいとおしむ心です。

展示された品々から溢れる「いとおしむ心」「やさしさ」にふれてみてください。

森はな（１９０９－１９８９年）

朝来市和田山町宮田出身の児童文学作家。

６４歳での初出版作品「じろはったん」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。

‟遅咲きの新人”と注目されました。

『じろはったん』
戦前から戦後の但馬を舞台に、知的障害のある青年と村の人々、疎開してきたこどもたちとの心の交流を、おばあちゃんが孫に語りかけます。海外にも翻訳され、今なお、読み継がれている森はな文学の傑作です。

紙芝居公演

○児童文学を楽しもう「森はな作品の読み聞かせ会」

日時…7月9日（日曜日）　10時30分～11時00分

○思い思いに描いて「森はな作品の缶バッジを作ろう」

日時…7月9日（日曜日）　11時00分～12時00分