ASAGOiNG no.2 のご紹介
フリーペーパー第2号と第3号は今月連続公開!
YOU ARE THE FUTURE OF OUR TOWN!
2016.12 no.2 Index
ASAGOiNG/朝来市の人と、まちと…
竹田劇場主宰・松本智翔さん(和田山町)
ACTing/朝来市で活動する…
あさご高校社会活動部
WORKing/朝来市で営む、働く…
日本土地山林株式会社(朝来町)
TAKEDAing/
竹田地域(和田山町)
朝来市の人と、まちと
【ここからはじまる】
竹田劇場主宰・僧侶・建築士
松本智翔さん(和田山町)
お寺の子に生まれて。
智翔さんが生まれ育ったお寺は、毎日朝から晩まで誰かが訪れる公民館のような場所だった。おじいちゃんやおばあちゃん達をはじめとする檀家さんや旅人など、多様な大人に囲まれ過ごしてきたせいかそれとも天性のものなのか、保育園の頃からはっきりとした意思をもっており、物怖じせずに自分の意思を通そうとしたそうだ。人と同じように行動をしない時があっても「人に迷惑をかけない限りは」と両親はその個性を見守り、あまり咎めることはなかったという。今、智翔さんから感じる“環境に左右されない確固たる自分”は、この頃から育まれていたのかもしれない。
運命を越えていく。
お寺を継ぐことへの抵抗は一切なく、高校卒業後は本山附属の学校で3年間修業した。本山では指導寮長として学生たちを指導する日々だったが、ある学生が起こした問題の責任をとり苦しい立場に追いこまれた。学校を卒業し僧侶としての資格は得たものの、「それまで挫折を知らずに生きてきた自分にとってその出来事は、矛盾や不合理や失望を知る経験になった。」と語る。学校を卒業後は朝来に戻り、他の世界への憧れが強くなる中で、寺の住職であり建築士でもある父親の影響もあり、建築の世界に入ることを決めた。就職先の工務店では、現場監督見習いとして働きながら建築を学んだ。その後実家のお寺で副住職をしながらも、父親の設計事務所では建築士として2足の草鞋を履いている。時代の変化と共に、順調だった設計事務所はしだいに右肩下がりとなり、建築士としての在り方を見つめ直した。「建築士は家を建てたい人の代弁者でなければならない。関わることで喜ばれる建築士になろう。」
これまでを経て今がある
「自分の人生を生きる」という一本の軸。
一方で「田舎では馴染みの薄い設計事務所をもっと身近な場にしたい」との思いから、花屋を営む仲間らと町内の空き家を改修し、集合商店“竹田劇場(TAKEGEKI)”を作った。「人が少なく商売をするには不利な地域で、ダサいというイメージしかなかった昭和の建物を見直し生かすところに意味がある。この場所での成功は、有利な条件を備えた上での成功より遥かに大きな自信に繋がる。」ここでは”店そのものに魅力があること”にこだわったのだ。またTAKEGEKIでは、お店を開くにも低い家賃で、必要な経費を皆で負担するため、誰かの挑戦を後押しする場所になった。こうして人が集まり、互いに手を組むことで新たな仕事も生まれた。「みんなで共有し、みんなで実現する」その流れが、TAKEGEKIでなくとも、どこでもできるように。智翔さんは、あらゆる職種が自由に結合し、無限の発想を形にする仕組み“TRUSS”を作った。そこでは決められた役職はなく、あるのは1人1人のスキルのみ。智翔さん自身の役割もプロジェクトによって変化する。どんな立場であってもこの言葉を大切にしながら。「ぼくはきっとできると思う。なぜならぼく“ら”がそれを今考えているのだから」 -宮沢賢治
与えられた運命の中で、どう考え、どう歩むかは自分次第。縛られているようで実はそんなに縛られていないのだと、「今どう立ち向かうか」で行く先は何通りもあるということを智翔さんの生き方から教わった。
竹田劇場
【所】朝来市和田山町栄町19-2【休】木【時】11:30~17:00【問】079-674-0076
Facebook >> 「竹田劇場」で検索
TAKEGEKIから始まった1人1人の挑戦
自分のお店を持つという夢に向かって歩んできたが、
実際にお店を始めるには気持ちの踏ん切りがつかない。
「果たしてこの道で合っているのか・・・。」
そんな時に、「できるかも。」そう思えたのはTAKEGEKIだから。
そこにある人間模様、ショップ同士の横のつながりは、まるでTAKEGEKI FAMILY。
その関係性は、自分だけでは生まれないインスピレーションを生み、
自分だけでは決して出会えなかった人との繋がりをもたらしてくれた。
- 木まもり<花屋>
“なるべくおもしろい植物を見てもらえるように”と店内では、小さくて可愛い多肉植物から初めて目にするような一風変わった植物や色鮮やかなお花まで目に入る。あらゆるタイプの植物を使ったアレンジは全てオーダーメイド。お客さんとの密な会話から、贈るシチュエーションや相手へのイメージを膨らませ、仕入れをする、言うなれば“カウンセリングアレンジメント”。鮮度第一であるが、生花をドライフラワーにするなどして最初から最後の姿まで美しく使いきる。贈った本人、貰った相手の心を満たす“最高のプレゼント”を木まもりで。(店主のカワベさん)【所】竹田劇場1階・円山川側 【休】木
【時】10:00~18:00 【問】090-9053-2437
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www.facebook.com/kimamorihanaya/ - CIRCLE & LINE<輸入雑貨屋>
“シンプル”で統一された店内には、ソイワックスキャンドルやスティックタイプのディフューザが並べられている。お店で紹介している商品は、アメリカからの輸入セレクト品。その土地やコミュニティなど、ローカルに影響を受けた作り手たちが紡ぎだす“物語のあるモノ”を選んでいる。ハイセンスだけど気取らないシンプルなパッケージは、部屋の中でも自分好みのレイアウトにして楽しめる。“ほんのりと、酔わない”、そんな心地よく包んでくれる豊富な香りからお気に入りの1つを探し出してみて。(スタッフのカネヒラさん)【所】竹田劇場2階・正面入口左の階段へ
【休】不定休 【問】090-9053-2437
Mail >> info@circleandline.jp
HP >> www.circleandline.jp
Facebook >>
www.facebook.com/circleandline2015/ - Tea & Sweets T’s Room<紅茶専門店>
「自分の部屋でくつろぐように、来たお客様をもてなしたい」お店で取り扱っているのはブレンドされていない単一茶園の紅茶や花びら等の天然なもので作られたフレーバーティーなど10数種類。これだけの種類を集めているのは、「気候や土壌で大きく変わる茶葉の個性を味わってほしい」、また「その時の気分に合った紅茶を選んでもらいたい」との思いから。さらに紅茶は体を温めるというから、但馬の長い冬にはなんとも嬉しい。初めての来店で味わう“めったにない優雅さ”は2回目以降で“素敵なあなたの日常”に。(店主のタニガキさん)【所】竹田劇場1階・正面玄関側 【休】木
【時】11:00~19:00(L.O. 18:30)
【問】079-674-0076
Facebook >> 「T’s Room」で検索
やっている人自身が満たされている、だから自然と惹きつけられる。気付けばそこは、たくさんの人が集える場所になっていた。その場所がここにあることで、遠出せずとも「昔の思い出に還る場所」「自分を優しく労われる時間」「○○な人に出会えるキッカケ」…それぞれの“求めていた何か”が身近になったのではないか。そこで味わう「嬉しい気持ち」が、今度はそれぞれの「この町で暮らす楽しさ」に繋がっているように見える。
朝来市で活動する
あさご高校社会活動部
『あさご高校社会活動部』を皆さんはご存知ですか?朝来という自分たちの生まれ育った土地で、地域の人に出逢い、地域を知り、地域で活動する、高校生が主役のプロジェクトです。ここでは、活動を通し彼らが抱いた“リアルな思い”をお届けします。
「ほしいもの『アウトレット』『カラオケ屋』『汽車の本数!』…たくさんある。でも思っているほど悪いところじゃない。自分のまちを知ったら、自分のまちを好きになる。いろんな人に出会うことで物事に対する目線が変わる。人としても成長できる。人はテストの点数じゃない。
-『あさご高校社会活動部』に入った理由は?
SAKUchan:ずっと外に出たかった。でも「ここがキライやから都会に行きたい」って消去法みたいで嫌やった。もっと自分の地域の事を知って、ここをスキになって、それでも外にでたいと思うのなら出よう。そんな清々しい選択ができるように。まだスキって難しいけど。
-社会活動部って堅く聞こえるけど実際は…?
KIRI:先輩に誘われて入部。“部”っていうけど、みんなでわいわい雑談もする。活動は体験授業や一日限定カフェをしたり、観光プランを考えたり。カフェは卒業した先輩の夢で最後にやりたい活動やった。自分たちのしたいことを重視した活動や今まで自分の知らなかったことが知れるのはおもしろい。
-活動を通して何か変わった?
SATO:電車は少ないし、なんもないし、ド田舎やし、地元がめっちゃキライやった。でも、活動を通して変わった。地域の方とたくさん話して、地域の良いところを聞いて、自分にとって当たり前やったことが実はすごいことで。「こんな田舎でもこんなすごいとこなんや」って思った。
-故郷に対して今思うことってなに?
KANchan:ちょっと前まで秋祭りの屋台の担ぎ手はすごい人がいたのに、今では応援が必要になった。どうにかできんのかなと思う。このまま地域から人が減って、小学校の合併や自分のいた場所が無くなったら悲しい。だから一回は外に出て、いつか地域に貢献できる大人になって帰ってきたい。。
-最後に…“社会活動部で今一番したいこと”
全員で:自分たちで考えた観光プラン 「朝来で暮らす3日間の旅~地域とつながる田舎体験プラン」の実践だ。全国高等学校観光選手権(※)で見事銅賞に輝いたこのプランでは、活動で得た地域の魅力を盛り込みながらも、日役の体験など、朝来での日常を織り交ぜた。「頑張ってやったから最後までやりたい。でも、協力者が必要。」実践の際は、地域の方々をはじめ、多くの方々の協力を求めている。また、高校生新メンバーは常時大募集!朝来市内の高校に通う高校生なら誰でもOK!今しかない、故郷で過ごす青春を仲間と一緒に。
※全国高等学校観光選手権…全国の高校生が、自分たちの住む地域を対象に考えた「体験型観光プラン」の企画を競い合う大会。
MORE INFO
Mail >>asakoushakatsu@gmail.com
Facebook >>www.facebook.com/asakou.syakatsubu/
Twitter >>https://twitter.com/asakou18
朝来市で営む、働く
日本土地山林株式会社(新井)
この世界の一部としての
林業の役割に魅了されて
枡岡望さん(山林事業部 次長/50代)
明治から始まる会社の社有林は、1900haに及ぶ。「これほど大面積を保有すると、林業がその地域の自然環境にものすごく影響するんです。」これまでの取り組みから、林業を行う際に野生動物に与える影響などに対し厳しい遵守規定をもつ、「FSC森林認証」(世界基準)を取得した。チェンソーの潤滑油は自然の中で生分解される植物油を使用し、伐採の際に河川に流れた枝葉も可能な限り取る。「環境と資源の2つの維持に矛盾もある。」だからこそできることを諦めない。それは働く人に対しても同じだ。「林業は非常に危険な仕事。」その為、枡岡さんは世界中の道具や装備を調べ上げ“本当に命を守れるもの”を惜しみなく取り入れる。「しんどいがやめられない。」それはどの面をとっても奥が深い、正解のない追求“林業”が本当に好きだから。
林業という天職
木村典明さん(入社1年数か月/40代)
山東町にUターンしたのは、2年半前。一度、土木の仕事に就いたが「林業がいい」と思い入社した。「ひょろひょろのおじいさんに見えても、チェンソーを担いでひょいーっと山を登っていく。追いつけない。」余計なものが削ぎ落とされ、山で活きるその体に、“人間の本質的な強さ”を感じ憧れた。必要なのは体づくりだけではない。「好き勝手に生える自然相手だからこそ、技術力を高める必要がある。五感を使い判断ができるベテランの姿を追いかけながら、技を磨き自分が成長できることもまた楽しいし、深い。」挙げればきりがない程、木村さんの心の琴線に触れる魅力が林業にはたくさんあるのだ。この仕事に就いて空き家を購入し自立したことで「おいしい味噌汁を作ることを目標に自炊を始め、ずっとこの家に住み続けたいので掃除するようになった。」好きなことに全力の愛情を注ぐ、そんなシンプルな生き方は心の活力を高め、生活力までも大いに上がった。
竹田地域(和田山町)
みんなで共に守り
みんなで共に歩んできた
いつもの日常そのものが
地域ぐるみ、竹田ぐるみ
竹田城跡の麓を中心とした竹田地域は、水路が巡り心地よく流れる水音に、家々が並ぶ町中と、田畑が多く、太陽が気持ちいい穏やかな農村部からなる多様な風景をもつ地域です。そんな竹田に暮らす人々の共通点は“芯が熱い”ということ。年に一度各地区で競い合う竹田地区親善ソフトボール大会や祭り事への情熱はすごい。消防団の活動だって一致団結。そして、これらの行事で感じる地域のまとまり感、なんといっても世代を超えた日頃からの親密な雰囲気は、昔からずっと“みんなで”この地で生きてきた証なのかもしれません。
変わらないシンボル 竹田城跡
「朝来」「それどこ?」「竹田城のあるところ」こんな会話を一度はしたことがあるはず。もはや全国に名をはせた“竹田城跡”だが、もちろん地元の人にとっては昔からずっと守ってきたものであり、今でも遠足で行くぐらい小さい頃から慣れ親しむ“裏山的な存在”。特別じゃないけど大切な“故郷のシンボル”はこの地の人々の心を支えている。
繋がる世代 学び隊
竹田地域自治協議会などの地域の大人が、竹田の小学生を対象に行っている世代間交流学習プログラム。春に募集をかけ、年間を通し活動を行う。流行りの曲や童話を歌ったり、昔の遊びを一緒にしたり、七夕や正月などの行事に合わせたモノをつくったり、楽しみながら竹田を学ぶ。親や友達とはちょっと違う、新たなここでの繋がりが、“どこで会っても声を掛け合う”そんな素敵な関係に。
受け継ぐ魂 祭り行事
7月23日の愛宕神社松明祭り(b)は、朝来山の木で作られた松明を円山川右岸に並べ祈祷する240年続く行事である。昔、竹田地域を襲った大火災を機に、愛宕神社は火伏せの神様として祀られてきたそうな。また、8月の盆踊りは数地区で盛大に開催し、みんなで一晩踊り明かす。細かな行事はもっとあるので要チェック。現在も色濃く感じる“竹田魂”は伝統を受け継ぎながら紡がれてきた。
自然と遊ぶ 円山川沿い
春は桜並木、初夏には蛍、梅雨はあじさい、秋にはキラキラ流れる川の水。護岸整備もばっちりな竹田地域の円山川沿いは、竹田地域自治協議会主催の“竹田ふれあいウォーキング”のコースにも。歩いても、走っても、サイクリングでも、みんなでお弁当を広げても、1人で物思いに耽ってもOK!ぜひ円山川沿いをあなたの日常使いで楽しんで♪。
EVENT
「わだやま竹田」お城まつり SPRING
2年に1度、4月上旬の日曜日に開催される年度初めの一大イベント。竹田城跡の麓、JR竹田駅(c)周辺で、参加者自ら制作した手作り甲胄を纏い練り歩く、総勢100名もの武者行列はこの祭りならではの味わい所だ。他にも、おいしい食べ物などの屋台が出店し大賑わい。今年は“戦国中”というチャンバラ合戦のイベントも同時開催。朝来内外問わず、多くの参加者で“竹田”の気迫を蘇らせた。
竹田秋祭り AUTUMN
10月の第2土曜日、日曜日。この日が来ると、市外に出ている若者だって帰ってくる。気合の入れ方が尋常じゃなく、これを軸に1年が回っているといっても過言ではないほど。“県北一”とも呼ばれるこの秋祭りでは、それぞれの地区で“やっさ”という屋台を引き連れ、竹田小学校(d)や竹田の町中で練り合わす。その数なんと、大小21台にも。太鼓打ちと音頭取りが上に乗り、「よいさ~!よいさ~!よいさっさ~!!」魂の掛け声と共に、車輪ごと差し上げ(担ぎ上げ)られたド迫力な屋台と勇壮な人々の姿に目が離せない。
今ちゃん(左上)
竹田城跡(a)の大ブームが到来し、賑わいの盛んなそのまさにドストライクな地域、竹田の“中町”に住む今ちゃん。地元が有名になったのは嬉しい一方、ブームはいつまで続くか分からない。「これからはお年寄りの為に」より暮らしに根付いた『デイサービス未来(e)』を営むことにした。日々仕事をする中で強くなった使命がある。「お年寄りの人が、元気でおれる期間をどれだけ長く過ごせるか」ということ。「町のために一生懸命やっている人はもっと他におる。僕はそんなでもない。」そんなことを言いながら、今日も隣にいる人生の先輩達と笑い合う。傍から見るとそれはもう、愉快な、素敵な“コミュニティ”だった。
ねぎこ(右上)
群馬県から円山川沿いに面した竹田の“東町”へと嫁入りしたのは24歳の時。今では家庭と両立し、CATVにアナウンサーとして出演している。実は昔からナレーター志望で、都会で夢を追いかけるも悪戦苦闘の日々。結婚を機に「諦めよう」と心に決めた。しかしこれまでの経緯を知った地域の方からお誘いを受けることに。それは竹田秋祭りの司会だった。思わぬところから芽吹いた夢は、以後着実に活動の幅を広げた。「朝来に来てよかった。結果良い具合にまわった。」がっつくわけでもなく、流れに身を任せながら。そして感じることは“思いを持ち続けること”の大切さ。その人にとって一番いい場所で花開くから。
ゆうた(左下)
「長男やから帰ってきた方がええんかな?」「この生まれ育った地域で働きたい」就職活動中に竹田の“久世田”に帰ることを決意した。広島で1人暮らしをしていた学生の時は、盆や正月のみならず、稲刈りや竹田秋祭りにも帰っていた。実家の稲刈りを手伝うのは、親から送られてくるお米を「ただで食べるわけにはいかない」との思いがあったから。また、竹田秋祭りで血が騒ぐのは、竹田の熱き血を受け継ぎ、屋台を担ぐことも世代を隔てずわいわいする時間も好きだから。Uターンはそんな“田んぼ・山・家族・仲間”、当たり前の“ありがたみ”を見失うことなく、これからも大切にするためのごく自然な選択だったのだ。
きみえちゃん(右下)
地域の大人だけでなく、子ども達とも仲がいい。それもそのはず、竹田の“観音町”に暮らすきみえちゃんは、“学び隊”として活動している。その歴なんと、14年。子ども達には遊びながらも学んでほしいことがある。それは“良い事は口に出して伝える”ということ。「感謝はもちろん、なんでも思っているだけじゃなくて、伝えな分からへんから。」ある時、怪我をしたきみえちゃんを心配した男の子が何度も声をかけてくれた。その“気持ち”が嬉しかったし、その子の新しい一面を知るきっかけになった。「言わなくても伝わる」聞こえはいいけど限界がある。言えることは、ちゃんと言葉で伝えたい。それが少々照れくさくても。。
竹田地域について
面積:約28.8km 人口:3,191人(住民基本台帳:H28.2月末)
お問い合せ(竹田地域自治協議会)079-674-2128
Mail >> takeda-jitikyo@bz3.hi-ho.ne.jp
ASAGOiNGなイベントをご紹介!
Asago Labo 2016
Asago Laboは、地域で何かをやってみたいと思っている若者が、他の受講生や講師の皆さんと共に思考し、ディスカッションすることで、実現に向け踏み出す“地域塾”です。今年の受講生募集は終了していますが、魅力ある講師の方のお話は当日一般聴講をしていただくことができます。明日からの原動力になりますように、ぜひお越しください。
【日時】12月17日(土)14:00~、1月13日(金)19:00~、2月4日(土)14:00~、
3月4日(土)午後~〈受講者プラン発表会〉
【費用】各500円
【会場】お問い合わせください
【問】079-672-6110(朝来市役所総合政策課)
【詳細】「AsagoLabo(あさごラボ)」で検索
ASAGOiNGゼミU-18 発表会
朝来市在住・在学の中学生・高校生に向けて開催している。まちと関わりながら活躍する魅力ある人や、当たり前にありながらも実は特別な地域資源から学びを得て、社会で生きていくための力を身につけていくプログラムを実施。ぜひ彼らの1年間の成果をご覧ください。
【日時】3月19日(日)午後~
【会場】さんとう緑風ホール
【問】079-672-1492(朝来市役所あさご暮らし応援課)
ハッピー子育て教室
妊婦さんから、幼い子どもをもつお父さんお母さんの為の講演会を開催します。講師は、『子育てハッピーアドバイス』の著者である明橋大二先生。子ども達の自己肯定感を育む接し方など、“その子らしさ”を大切にできる子育てのヒントを一緒に探しませんか?当日、子ども連れOK、託児スペースもあります。お気軽にご参加ください。
【日時】3月25日(土)午後~
【会場】あさご・ささゆりホール
【問】079-672-1492(朝来市役所あさご暮らし応援課)
【申し込み】不要
まちは全て、誰かの「やってみよう」からできています。
特にオープンマインドな朝来市は、「やってみよう」が多いまち。
目を凝らせば、あなたの周りにも「やってみよう」が
いっぱい見つかるはず。
何かを頑張っている人を見ると、ちょっと嬉しい。
そんな人を応援できたら、もっと嬉しい。
自らやろうと思って実現できたら、そりゃもう毎日が楽しくなる。
そんなあなたの「やってみよう」を応援しています。
少子高齢化、人口減少が進むなかで、朝来市の次の10年、20年を創りあげていく若い人たちに、「このまちが好きだな」と思ってもらいたい。好きになって住み続けてもらいたい。そんな「気持ちに届く」シティプロモーションが「あなたはまちの未来 ASAGOiNG」。他の誰でもない市民一人ひとり、「あなた」が主役となって朝来市の魅力を届けるシティプロモーションを目指しています。
(クリックで拡大します)
【あとがき】毎回取材が終わると、心が高揚し、なぜか“よーっしゃ!がんばろう!”という気持ちでいっぱいになります。あらゆる人、あらゆる世代の“生き方”や“暮らし方”をお聞きしていると、自身にとってどれだけ“思い”と“今”がかけ離れていても、あるいは周りから見てその暮らしがどれだけ“普通”だと思っていても、その物語の中にそれぞれが選んできた細かな選択があって、選択をするに至った思いがあることを知り、自分の人生と置き換え勇気づけられたりするのです。次号ではどんな方々との出逢いがあるのか、今から楽しみでなりません。^^
□発行日:2016年12月5日 □発行元:朝来市あさご暮らし応援課・TEL 079-672-1492・〒669-5292 兵庫県朝来市和田山町東谷213-1 □企画/編集:Team ASAGOiNG □テキスト:SHIHO □アートディレクション/デザイン:木村淳
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