「岩津ねぎ」11月23日に解禁!
朝来のブランドねぎ「岩津ねぎ」が11月23日より解禁!
兵庫県朝来市の特産品ブランドねぎで、名前の由来となった岩津地区を中心に朝来市で栽培されたものだけが「岩津ねぎ」として市場に出荷され、11月下旬から3月下旬までの期間限定で販売されます。
関東の根深ねぎ(白ねぎ)と関西の葉ねぎ(青ねぎ)とのちょうど中間種で、青葉の部分から白根まで大変柔らかく、すべて余すところなく食べられるのが特長です。
岩津ねぎの肉厚の葉の内側には、とろりとした水分がたっぷり含まれており、これが岩津ねぎが持つ独特の柔らかさと甘みのもとになります。ねぎは冬の寒暖の差が大きいほど旨味が増すといわれており、昼夜の温度差が大きな冬の朝来市は岩津ねぎの栽培にとても適しています。
岩津ねぎのルーツはこちらのYouTube「あさぶらじお」でゆる〜く説明しています!
岩津ねぎの販売期間
「岩津ねぎ」には11月23日の販売解禁日と3月21日の出荷終了日が定められています。とくに旬となるのは、11月下旬から2月下旬とされています。
【 販売解禁日 】 11月23日
【 販売終了日 】 3月21日
[岩津ねぎレシピ]
◉牛肉と岩津ねぎ!だけで『すき焼き』が絶品です!
◉トロトロ『岩津ねぎ天ぷら』も大好評です!
岩津ねぎ栽培の様子
4月の種まき、6月の定植から11月の出荷までに、ねぎの株ぎわに土を寄せかぶせる土寄せを数回行います。この土寄せを行うことによって白根が伸びていきます。
収穫の様子。長さ、太さ、葉の枚数などの厳しい出荷基準を満たしたものだけが出荷されます。
朝来の厳しい寒さの中、雪や霜に当たるほど甘さが増し、一段とおいしくなります。
岩津ねぎの歴史
「岩津ねぎ」の歴史は古く、生野銀山が栄えた江戸時代後期頃、鉱山労働者の冬の生鮮野菜として、銀山奉行の役人がねぎの栽培をさせたのが始まりとされています。その後、この土地の気候風土に合わせた独自の改良が重ねられてきました。昭和に入り農家の方が中心となり、ブランド化する努力を行なわれ、岩津ねぎは口コミなどから少しずつ人気が広がりました。しかし、人気が出始めると品質管理の問題や偽物を売りつける業者が現れたため、平成初期までの岩津ねぎにはブランドを守るため「赤札」と呼ばれる表示札を一束ごとに付けるルールが設けられました。 現在では1991年(平成3年)に発足した朝来町岩津ねぎ生産組合(現・朝来市岩津ねぎ生産組合)が“岩津ねぎ”の名を商標登録し品質の管理に努めています。
岩津ねぎに関する「あさぶら」の過去記事はこちらから
2020.12.3 市民ライターブログ[待ってました!岩津ねぎ解禁です!]
2023.11.30 岩津ねぎ収穫体験 令和5年度「岩津ねぎ掘りDay!」