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国史跡 竹田城跡

そこはまさに神の領域!奇跡の絶景。雲海に浮かぶ天空の城!

     
天空の城 竹田城跡メインイメージ

竹田城跡のあらまし

takedajo1_07 足利氏が京都に幕府を開いた室町時代。「応仁の乱」の西軍総大将としても名高い但馬守護山名宗全(持豊)によって1443年に竹田城は築城されたと言われます。太田垣光景を初代城主とし、播磨と但馬の国境を守る拠点として、また播磨を攻撃するための出撃拠点として、重要な役割を担う山城でした。 安土桃山時代。羽柴秀吉(のちに豊臣秀吉)の弟秀長は、但馬の諸将制圧と生野銀山確保のため竹田城攻めを命じられ、制圧後に城代となりました。その後、秀長の属将桑山重晴を経て、秀吉に臣従した龍野城主赤松広秀が、奇しくも竹田城最後の城主となりました。 1600年関ヶ原の戦いで西軍に属した赤松広秀は敗北を喫し、その後、東軍亀井氏の誘いで鳥取城攻めを行うものの、城下大火の責を負われ、家康の命により自害することとなります。城主を失った竹田城は、江戸幕府の方針により同年廃城となりました。廃城後に建物はなくなり、現在の石垣だけが残る竹田城跡へと変貌を遂げました。

竹田城跡の魅力と謎

takedajo1_29 竹田城跡の一番の魅力は、江戸期より前の時代の石垣がほぼそのまま完存しているところです。自然石をほとんど加工せずに積み上げられるため、大小さまざまな大きさの石が組合わさっています。当時、竹田城の石垣を積んだとされる石工(いしく)集団「穴太衆(あのうしゅう)」には「石の声を聴き、石のいきたいところへ置け」という言葉が伝えられているそうです。職人技で積まれた石垣は400年以上たった今も荘厳な姿を見せてくれます。 突然ですが、竹田城跡にはいまだ解明されていない謎が多くあります。 1つ目は、「竹田城跡にはどのような建物があったのか」ということ。これは、度重なる火事により史料が残っておらずわかっていません。しかし、JR竹田駅の観光案内所には、同じ時代の城や少ない資料から想像される竹田城の姿を再現したジオラマがあります。 また、映画「天と地と」では竹田城跡に城のセットを建てて撮影が行われました。ぜひご覧頂き竹田城跡の在りし日の姿を想像してみてください。 2つ目の謎は、「城が廃城になってもなぜ石垣が壊されていないのか」ということ。近くに銀が産出される生野銀山があり、交通の要所でもあるため、総石垣の城を建てるほど重要な拠点となった竹田の地。通常は建物とともに、再建を防ぐために石垣も壊されることが多いのですが、なぜか竹田城の石垣は現代まで残されることになりました。 竹田城には戦国時代から現代まで、いまだ私たちには見つけられていない、さまざまな謎が隠されています。

竹田城跡と雲海

takedajo1_33 毎年9月〜12月にかけて、天空の城にはなくてはならない『雲海』が発生し、とりわけ10月、11月は発生確率が高くなります。 前日の夜に冷え込み、翌日よく晴れて暖かくなる寒暖の差が10℃以上、風が少ない時にその「雲海」は姿を現しやすくなります。極上の雲海が発生した時、平野部では「一寸先も霧」となります。城跡に登れば絶景に出会えると思うと、自然と足が軽くなり、一歩一歩ワクワク感が増していきます。決して短い距離ではない登山道を登り、見事竹田城跡に辿りつくことができたなら、そこにはこれまで見たこともない神秘的な空間が広がります。石垣の端に立てば、自身が雲の上に浮かんでいるような錯覚を起こすことから、まるで翼の生えた天空人になった気分を味わうことができるでしょう。辺りは静寂に包まれ、鳥のさえずり、観光客の歓声までもが雲海に吸い込まれていく、そんな感じがします。竹田城跡を訪問し、残念ながら雲海に出会えなかった方は、ぜひ何度もトライしてください。努力をおしまない方には、必ずや天空の城の景色が現れるでしょう!

拝啓、高倉健さんへ

takedajo1_37 竹田城跡の三の丸には、映画「あなたへ」のロケで来訪された高倉健さんが、撮影の合間に腰を下ろされたベンチがあります。いつしかこのベンチは、「天空のベンチ」と呼ばれ、ここに座ったカップルには幸せが訪れるという言い伝えもあります。 在りし日の健さんを想い、今日も多くの方が腰をおろされています。 是非、貴方も竹田城跡を訪れた際には、天空のベンチに座り、健さんも見た壮大な景色を存分に味わってください。

基本情報

観覧料金
大人(高校生以上) 1人/1回 500円 中学生以下 無料 年間パスポート 1人/1年 1000円 4月1日~翌年3月31日
団体20人以上
大人(高校生以上) 1人/1回 450円 中学生以下 無料
◎身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、その介助者の方は料金所にて観覧料を免除させていただきます。 ◎竹田城跡ボランティアガイド(ご予約についてはこちら≪ボランティアガイド(有料・予約制)≫) ◎年間パスポートはお渡しまでお時間がかかります。余裕を持ってお申し込みください。 ◎年間パスポートは竹田城跡料金所や朝来市役所観光交流課([電話]079-672-4003)にてお申し込みが可能です。
観覧期間
[春]3月1日~5月31日      8:00~18:00  (最終登城   17:30)
[夏]6月1日~8月31日      6:00~18:00  (最終登城   17:30)
[秋]9月1日~9月22日      6:00~17:00  (最終登城   16:30)
[秋]9月23日~11月30日     4:00~17:00  (最終登城   16:30)
[冬]12月1日~翌年1月3日   10:00~14:00  (最終登城   13:00)
    ◎[秋]の雲海シーズンについては[雲海シーズンについて]をご覧ください。
冬季閉山
例年、1月4日~2月29日の間
登城を制限する場合
①気象警報が発令された場合
②城跡内や登山道に積雪や、凍結がみられる場合
③その他、竹田城跡への登城が危険と判断される場合
④イベントの開催などにより安全に支障をきたすと予想される場合
◎10月第2日曜日の秋祭りの日は条件付き開山となります。 ◎冬期の期間・観覧可能時間、および閉山期間は変更する場合があります。
観覧ルート
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◎城跡内は一方通行です。
「日本100名城スタンプ」設置場所
スタンプは下記の3ヶ所に設置しております。
○竹田城跡料金収受棟(料金所)
○山城の郷
○情報館 天空の城
◎「日本100名城」の詳細は財団法人日本城郭協会にお問い合わせください。

駐車場・アクセス(登山道)

竹田城跡 所在地
〒669-5252  兵庫県朝来市和田山町竹田古城山字169番地
竹田城跡・立雲峡の駐車場・登山道マップ
No. 名称 駐車台数 備考
A 山城の郷駐車場 100台 大型バス10台(要予約)
B1 竹田城跡・立雲峡駐車場 100台
B2 竹田城下町観光駐車場 150台 大型バス5台
C1 竹田まちなか観光駐車場 60台 夜間(夜9時~翌朝7時)は利用できません
C2 竹田区駐車場 70台 土日祝のみ利用可
D 立雲峡駐車場 50台
最寄駅
JR竹田駅(播但線) ※ JR丹波竹田駅(福知山線)とお間違いのないようご注意ください。
お車でのアクセスについて(山城の郷駐車場までの場合)
  1. 「和田山IC」で一般道へおりて「和田山インター前」信号を左折 (国道312号線沿いに約1km南下)
  2. 2つ目の信号 「加都(かつ)」交差点を右折
  3. 左手「竹田城跡」の看板を左折
  4. 山城の郷駐車場(ここから先へはお車ではあがれません)
  5. 徒歩で40分(タクシーか天空バスをご利用頂ければ約20分短縮)
  6. 竹田城跡
《ナビ検索するなら》 山城の郷 朝来市和田山町殿13-1
天空バスについて
「JR竹田駅」と「山城の郷」、「竹田城跡バス停」を周遊する路線バス(有料)が運行されます。ダイヤなど詳しい情報は下記よりご覧ください。 (天空バスの詳細はこちら)

バスでお越しのお客様へ

バスでお越しのお客様へ
バス駐車場は「山城の郷 駐車場」となりご予約が必要となります。
◎城下町観光などをされる場合は[情報館 天空の城 [電話]079-674-2120]へご相談ください。
山城の郷駐車場について
バス駐車場のみご利用の方は、1台につき、3,000円(税込)でご利用頂けます。 お食事ご利用の団体様につきましては、バス駐車場を無料で確保いたします。
「竹田城跡バス停」まで乗り入れが可能なバスについて
①朝来市と近隣市町村のタクシー会社とバス会社が運行する車両
②天空バス(有料路線バス)
観光バス駐車場の予約について
山城の郷へ観光バスでお越しの場合、駐車場が予約制となっております。くわしくは下記よりご覧ください。竹田城跡 観光バス駐車場予約センター
◎「竹田城跡バス停」の位置は「駐車場・アクセス」をご覧ください。

登城のススメ

竹田城跡の標高
標高353.7mの古城山の頂上に位置する
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山城の魅力
戦い方や城の役割が変わることで城は形を変えていきます。山城は江戸時代より以前によく造られた城です。城主の居館がふもとにあり、戦いの時には城にこもって戦いました。 山の上にあることで遠くを見渡すことができ、高い有利な位置から弓矢などで攻撃をすることができるため、少人数でも防御に優れていました。特に竹田城は重要な拠点であったため、総石垣の城となりました。どのように建てられたのか、城主がどのようにその景色を眺めたのかを想像しながら登ってはいかがでしょうか。
登城の注意点
攻め落とすのが困難であるように、登城には注意点があります。
①履きなれた歩きやすい靴で。ハイヒールなどは大変危険です。
②体調が万全でないときは登城を控えましょう。
③史跡内では杖などの使用は控えてください。(登山道は使用可)
④文化財保護のためロープ内での観覧にご協力ください。
竹田城跡の段差について (車いすをご利用のお客様へ)
戦国時代の山城のため、敵の侵攻を阻むように健常者でも登りにくい階段があります。車いすが必要な方には大変困難な道のりとなりますので、登城のご検討をされているお客様は一度、お問い合わせよりご確認をお願いいたします。
登城の時間の目安
城跡内は約30分で観覧していただけます。
①山城の郷登山道 徒歩約40分(天空バス・タクシー利用時 徒歩約15〜20分)
②駅裏登山道 徒歩約30分
③表米神社登山道 徒歩約40分(460段の階段)
幸運のパワースポット「鏡石」
城跡内のひときわ大きな石。ぜひ探してみてください!
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雲海シーズンについて

雲海シーズン
9月・10月・11月 (通常「雲海」は夜明け前から8:00頃まで発生)
見学スポット
①竹田城跡(たけだじょうあと)  -石垣と360°の雲海-
期間 9月1日〜9月22日 / 9月23日〜11月30日
時間   6:00~17:00 / 4:00~17:00 (最終登城はどちらも16:30)
平日
4時以降  チャーターバス・タクシーの「竹田城跡バス停」 乗入れ可能
一般車両は「山城の郷」まで以降は徒歩もしくは雲海バス(早朝)にて登城
土・日・祝
4時以降  チャーターバス・タクシーの「竹田城跡バス停」 乗入れ可能 一般車両は「山城の郷」まで以降は徒歩もしくは雲海バス(早朝)にて登城
②立雲峡(りつうんきょう)  -「天空の城」 写真スポット-
期間 年間を通して自由にご観覧いただけます。
備考 詳細は観光スポット「立雲峡」でご覧ください。
◎雲海シーズンの早朝はお客様の混雑が予想されます。 駐車場が足りない場合もございますのでご了承ください。 ◎夜明け前の登城は足下が見えにくいため、必ず懐中電灯をお持ちください。 ◇竹田城跡アプリにVR機能搭載!(ダウンロードはこちらから)

夜間ライトアップについて

夜間ライトアップ
竹田城跡ライトアップ期間
(1)夜間ライトアップ ●4月1日~12月30日   日没~22時 ●12月31日~1月3日    日没~24時 ●1月4日~3月  31日    日没~22時(2)早朝ライトアップ ●9月1日~11月30日  4時~5時30分

よくある質問

よくある質問
下記よりご覧ください。
Q&A | 朝来市

お問合わせ

お問合わせ
情報館 天空の城 [TEL] 079-674-2120
[FAX] 079-674-0130
所在地
〒669-5252
兵庫県朝来市和田山町竹田字 上町西側363番
営業時間
9:00〜17:00
[休館日] 年中無休

基本情報

住所
お問合わせ
料金
施設情報

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